思わず手にとってしまった小説 「29歳」
20代最後の歳を満喫しているナツキです
ふらーっと図書館でみつけた文庫本「29歳」
オンタイムな話題なので、思わず手にとりかりてきました
「私の人生は56億7000万年」山崎ナオコーラ
「ハワイへ行きたい」柴崎友香
「絵葉書」中上紀
「ひばな。はなび。」野中柊
「雪の夜のビターココア」宇佐美游
「クーデター、やってみないか?」栗田有起
「パキラのコップ」柳美里
「憧憬☆カトマンズ」宮木あや子
の短編集です(^^)
29歳は仕事や健康や結婚などのいろんな分岐点です
独身女性の悩みや不安がつづられた短編集で、とても読んでいて頷くことが多いです
といっても、不倫の話が多く、この歳の独身女性がそんなに不倫をしてるのか謎ですが( ´▽`)
「クーデターやってみないか?」で
既婚者で専業主婦の女性が「何もないのがつらい」というセリフが印象的でした
不倫は配偶者や会社にばれたりしなければ、そのまま続けられるのがいい
仕事はミスがなく、順調にいくのがいい(出世があればいいけど)
独身女性には変化がなく安定しているほうが望ましいですよね
独身女性と既婚女性の悩みは全然違うのだなと、文字にされることによって改めて実感しました
自分の悩みは相手は羨ましく思っていることもあるだろうし、人の気持ちって十人十色で理解するのは難しいです
人とのコミュニケーションで注意しなければいけないポイントがたくさんあるので、いろんな角度から物事を判断しなきゃなーと勉強になりました
今わたしの生活は荒れているので、安定を願います
なんちゃって( ´▽`)